アスマン式通風乾湿計 (一財)気象業務支援センター検定付
(一財)気象業務支援センター検定付、安定した湿度計測を目指すアスマン式通風乾湿計。
温度計は0~50℃です。(スタンドはオプション)
商品詳細
特長
アスマン式通風乾湿計は、再現性の良い点で相対湿度の標準として高い信頼を得ていますが、さらに操作性・精度の向上を図るため改良を加えたのが、このSK-RHG/SK-RHG-Sです。湿球部には特殊湿球布を採用し、ガーゼに比較し交換が簡単なうえ、本体に給水ボトルを標準装備して長時間にわたり、水の補給を不要にしました。
また、SK-RHGシリーズはAC、DC電源方式で、単1乾電池2本でファンを連続20時間稼働させ、3m/s以上の風速で正確に通風をおこなうことができます。
特に、(一財)気象業務支援センター検定付のSK-RHG-Sは輻射熱の影響を少なくするため、胴体部以下にクロムメッキ仕上げを施すなど、より高精度を目指して細部にわたり工夫を凝らしました。
これにより従来の気象観測装置としてのみならず、ビルや工場等の環境測定にもご利用いただけます。
屋内、屋外を問わず、その性能を確実に発揮するSK-RHGシリーズ。
湿度測定の基本がここにあります。
■ 乾湿球湿度計の原理と種類
乾湿球温度計は二本の同種・同型・同体の温度計を並べ、一方の乾湿部を水で湿らせたガーゼ等で包みます。この湿らせたほうの乾温部を湿球、もう一方の感温部を乾球といいます。
湿球は、水の蒸発による気化熱によって湿度が低下します。これを利用し、乾球温度と湿球温度から公式によって相対湿度を読み取るというのが、乾湿球湿度計の原理です。
この乾湿球湿度計には、通風乾湿球湿度計と簡易乾湿球湿度計とがありますが、通常乾湿球湿度計というときには、通風乾湿球湿度計を指します。
通風乾湿球湿度計は、使用する温度計の種類によって「水銀温度計式」「抵抗温度計式」「温度差式(熱伝温度差計を使用する)」の3タイプに大別することができます。いずれのタイプにおいても肝心な点は、正確な湿度測定をおこなうためには湿球部に適当な通風が必要なことです。
個々の温度計の構造によって若干の差はありますが必要最少限度の風速が設定されています。
■ 使い易さと安定性の優れたアスマン式通風乾湿計
通風乾湿球湿度計の中でも、水銀温度計式と呼ばれる種類のものが、最もポピュラーといえます。これは文字どおり温度計として水銀を封入したガラス製温度計を用い、通風装置で温感部に一定の通風をおこなう仕組みになっています。
携帯・設置が簡単で、難しいメンテナンスを必要とせず、長期間安定した正確な測定が可能なアスマン式通風乾湿計は、湿度計測において基本の計測器として広く利用されています。
説明
■ 対の温度計との度間を合わせるため、セット(2本)のご購入をお願いします。
SK-RHG-Sの温度計が破損した場合、2本または1本の温度計交換のうえ(一財)気象業務支援センター再検定の必要があります。
温度計1本のみ交換の場合、対の温度計との度間が違う場合もあります。
■ SK-RHG-S(一財)気象業務支援センター検定証書(一式)
仕様
製品番号 | 7450-15 |
製品名 | アスマン式通風乾湿計 (一財)気象業務支援センター検定付 |
型式 | SK-RHG-S 0~50°C |
測定範囲 | 0~50°C |
温度計 | 二重管温度計(水銀)(補助目盛付) |
1目盛 | 0.2°C |
温度計精度 | ±0.2°C |
通風速度 | 3~5m/s |
電源 |
単1形電池 2本 または、専用ACアダプタ(標準付属) |
寸法 | (W)80×(H)450×(D)110mm |
質量 | 約740g(電池除く) |
付属品 |
単1形マンガン電池 2本 専用ACアダプタ 1個 湿球布 20本 給水ボトル 1個 ダストカバー 1枚 湿度計算尺 1個 キャリングケース(スタンド収納可) 1個 取扱説明書 1部 スポイト 1個 湿球用通風管 1セット フック 1個 ポットホルダー 1個 ポット 1個 (一財)気象業務支援センター検定証書 一式 |