結露チェッカー(放射温度計付)
ハンディタイプの温湿度計と赤外線放射温度計を一体化しました。
温湿度計により大気中の温度・湿度から露点温度を算出。
赤外線放射温度計による対象物の表面温度測定。
これらのデータにより対象物の露点温度を算出表示、壁面等対象物の結露チェックが簡単におこなえます。
商品詳細
お知らせ
本製品は工業用のため体温は測れません。ご注意ください。
特長
■ 温湿度計と赤外線放射線温度計を一体化
温湿度計:温度・湿度・湿球温度・露点温度を表示
赤外線放射温度計:表面温度を測定
■ 結露チェック機能付き
露点温度だけでなく、表面温度と露点温度との差を表示するため、結露防止の目安としてご使用できます。
■ 測定物に合わせた放射率の設定が可能(放射温度計)
正しく測定するためには、測定対象物に合わせた放射率の設定が必要です。
本器は放射率を0.30~0.99の範囲で0.01単位で設定可能です。
■ 測定ポイントが一目でわかる1点レーザマーカ付き(放射温度計)
レーザマーカの設定をONにすると測定ポイントが一目でわかる1点レーザが照射されます。
■ オートパワーオフ機能付き
自動的に電源が切れるので、電源切り忘れによるバッテリーの消耗を防ぎます。
■ 液晶バックライト機能付き
暗い場所でも温度指示値が読み取れます。
■ センサ部はワンタッチ収納構造
温湿度センサ部はワンタッチで収納可能。センサを埃などから守ります。
■ 消費生活用製品安全法 携帯レーザ応用装置に適合(PSCマーク付き)
本器はクラス2レーザ製品に該当し、PSCマーク付きです。
説明
■ 放射温度計の測定領域について
本器の測定領域と測定対象物の距離はD:S=6:1となります。
(D=測定距離、S=測定領域直径)
本器と測定対象の距離が0.3mの場合、測定領域は直径50mmの円となります。
測定距離と測定領域直径は下図のとおりです。(ただし、測定領域直径は90%のエネルギーが補足できる面積で定義しています。)
■ より正しく測定していただくために
下表の四角い枠は測定対象物を、円は測定領域を表します。
■ ご注意
レーザ光が目に当たると危険です。
レーザ光を直接のぞき込まないでください。また、レーザ光を人に向けないでください。
レーザクラスの説明:クラス2とは
「可視光(波長400nm~700nm)で、人体の防御反応により障害を回避し得る程度の出力以下(概ね1mW以下)のもの」と規定されています。
ここで、人体の防御反応とは通常まばたきを含む嫌悪反応をいいます。
JIS C 6802 レーザ製品の安全基準より
仕様
製品番号 | 8132-00 | |
製品名 | 結露チェッカー(放射温度計付) | |
型式 | SK-130ITH | |
測定範囲 | 温度 | 0.0~50.0℃ |
湿度 | 10.0~95.0%rh | |
表面温度 | -20.0~105℃ | |
露点 | 温度・湿度の測定範囲において演算表示 | |
湿球温度 | 温度・湿度の測定範囲において演算表示 | |
測定精度 | 温度 | ±0.6℃(0~50℃) |
湿度 |
±3%rh(20~90%rh、at 20~30℃) ±5%rh(上記以外) |
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表面温度 |
±2.0℃ (条件)測定環境温度23±5℃ 放射率0.95にて |
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分解能 | 温度 | 0.1℃ |
湿度 | 0.1%rh | |
表面温度 | 0.1℃ | |
測定サンプリング | 温度・湿度 | 約1秒 |
表面温度 | 約0.5秒 | |
センサ | 温度 | サーミスタ |
湿度 | 静電容量型湿度センサ | |
表面温度 | サーモパイル(測定波長8~14μm) | |
放射率 |
0.30~0.99(0.01単位で設定可能) ※放射率表はこちらをご覧ください |
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距離係数 | D:S=6:1(D=測定距離、S=測定領域直径) | |
レーザマーカ |
光源波長:650nm 出力:1mW以下 クラス2レーザ製品 消費生活用製品安全法 携帯用レーザ応用装置に適合(PSCマーク付き) |
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使用環境 | 0~50℃ 95%rh以下(結露なきこと) | |
電源 | 単4形アルカリ電池 4本 | |
電池寿命 |
温湿度計と表面温度計の連続同時使用時 約20時間(バックライトON・レーザON) 約30時間(バックライトOFF・レーザON) 約90時間(バックライトOFF・レーザOFF) ※常温にて |
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本体材質 | ABS | |
寸法 | 約(W)70×(H)170×(D)49mm | |
質量 | 約235g(電池含む) | |
付属品 |
単4形アルカリ電池 4本 取扱説明書 1部 |
※JCSS校正は内蔵温度・湿度のみ対応です。