赤外線放射温度計
-40℃から500℃までの広い温度レンジをカバーする赤外線放射温度計です。
距離係数は10:1、より狭いスポットの温度測定が可能です。
放射率は0.30から1.00の範囲において 0.01単位で設定できます。
測定ポイントが分かるレーザマーカ付き。
商品詳細
お知らせ
本製品は工業用のため体温は測れません。ご注意ください。
特長
■ すばやく表面温度を測定可能
非接触式赤外線放射温度計の特長を生かした素早い応答時間を達成しています。
また、ガンタイプグリップ採用で片手で測定できます。
■ ワイドな温度測定範囲
-40~500℃までの広い温度測定に対応。
■ 測定ポイントが一目でわかる1点レーザマーカ付き
レーザマーカの設定をONにすると測定ポイントが一目でわかる1点レーザが照射されます。
■ 距離係数(D:S)は10:1(D=測定距離、S=測定領域直径)
より狭いスポットの温度測定が可能です。
■ 放射率は 0.01単位で設定可能
正しく測定するためには、測定対象物に合わせた放射率の設定が必要です。
■ 液晶バックライト機能付き
暗い場所でも温度指示値が読み取れます。
■ オートパワーオフ機能付き
測定キーを約10秒以上押さない場合、オートパワーオフ機能が働き、自動的に電源が切れます。
電源切り忘れによるバッテリーの消耗を防ぎます。
■ 自動ホールド機能付き
測定した温度指示値が自動的にホールド(固定)されます。(約10秒間)
■ 消費生活用製品安全法 携帯レーザ応用装置に適合(PSCマーク付き)
本器はクラス2レーザ製品に該当し、PSCマーク付きです。
説明
■ 測定領域について
本器の測定領域と測定対象物の距離はD:S=10:1となります。
(D=測定距離、S=測定領域直径)
本器と測定対象の距離が0.4mの場合、測定領域は直径40mmの円となります。
測定距離と測定領域直径は下図のとおりです。(ただし、測定領域直径は90%のエネルギーが補足できる面積で定義しています。)
■ より正しく測定していただくために
下表の四角い枠は測定対象物を、円は測定領域を表します。
■ ご注意
レーザ光が目に当たると危険です。
レーザ光を直接のぞき込まないでください。また、レーザ光を人に向けないでください。
レーザクラスの説明:クラス2とは
「可視光(波長400nm~700nm)で、人体の防御反応により障害を回避し得る程度の出力以下(概ね1mW以下)のもの」と規定されています。
ここで、人体の防御反応とは通常まばたきを含む嫌悪反応をいいます。
JIS C 6802 レーザ製品の安全基準より
仕様
製品番号 | 8266-00 | |
製品名 | 赤外線放射温度計 | |
型式 | SK-8940 | |
測定範囲 | -40.0~500℃ | |
測定精度 |
±2%rdgまたは±2℃のいずれか大きい値:-19.9~450℃ ±4%rdgまたは±4℃のいずれか大きい値:上記以外 (条件)測定環境温度23±5℃、放射率0.95にて |
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再現性 | ±1℃ | |
分解能 |
0.1℃:-40.0~99.9℃ 1℃:100℃以上 (自動切り替え) |
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放射率 |
0.30~1.00(0.01単位で設定可能) ※放射率表はこちらをご覧ください |
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距離係数 | D:S=約10:1(D=測定距離、S=測定領域直径) | |
検出素子 | サーモパイル | |
測定波長 | 8~14μm | |
レーザマーカ |
光源波長:650nm 出力:1mW以下 クラス2レーザ製品 消費生活用製品安全法 携帯用レーザ応用装置に適合(PSCマーク付き) |
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使用環境 | 0~50℃、80%rh以下(結露なきこと) | |
電源 | 9V形電池 1個 | |
消費電流 | 最大37mA(レーザマーカ・バックライトともにONのとき) | |
電池寿命 (常温にて) |
約5時間 (レーザマーカ・バックライトともにONのとき) 約12時間 (レーザマーカON・バックライトOFFのとき) 約8時間 (レーザマーカOFF・バックライトONのとき) 約55時間 (レーザマーカ・バックライトともにOFFのとき) |
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材質 | ABS | |
寸法 | 約(W)45×(H)157×(D)80mm | |
質量 | 約151g(電池含む) | |
付属品 |
ハンドストラップ 1個 レザーケース 1個 取扱説明書 1部 9V形電池 1個 |